スイス在住の著者・環境専門視察・ガーデンデザイナーの滝川薫のウェブサイトです。
共催: スイス-日本サステナビリティ交流、気候ネットワーク
後援: DOTネクストプロジェクト、(社)エネルギーエージェンシーいわて
ランゲンエック村(オーストリア西部/人口約1,200人)は、1990年代から脱化石エネルギーや中心街機能の充実に取り組んできた事で欧州でも知られるパイオニアの自治体です。地域資源の活用、高齢者や子育て世代に配慮した福祉施策、中心街の高密度化、美しい木造建築群や村スーパーの整備など、暮らしの質の高い、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。本ウェビナーでは、25年以上にわたりエネルギー政策を牽引してきた行政担当官マリオ・ヌスバウマー氏に同村の取り組みをお話頂きます。
日時: 2025年7月23日(水)、16:00-17:30頃、ZOOM生中継
講演: 「 エネルギー自立村ランゲンエックの持続可能な地域づくり」
講師: マリオ・ヌスバウマー氏、ランゲンエック村行政建築・エネルギー担当官
お申込み: https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_dsqPQ8PRTE-AnxR6CUDh2Q
詳細: https://sjs-webinar.com/2025/05/15th_webinar/
参加費: 無料
チラシ製作:REPLYe岡田真樹子
万博関連イベントとして、2025年5月20 日~30日に大阪中之島美術館でオーストリアの現代木造建築を紹介する特別展が開催されました。本展示およびそのウェブサイトでは、オーストリア各地の26の木造プロジェクトが美しい写真と共に紹介されています。建築プロジェクトの詳細は下記サイトよりご覧になる事ができます。本展示のキュレーターはオーストリアを代表する建築家のヘルマン・カウフマン氏およびフォアアールベルク建築研究所代表のヴェレーナ・コンラート博士です。展示内容の日本語訳の大部分は、私とスイス在住の翻訳家小山千早さんが手掛けています。
展示内容のウェブサイト:https://www.verywood.at/ja
2025年9月20日に黒部市にてYKK不動産株式会社主催によるパッシブタウン第五期街区設計者講演会が開催されました。
本プロジェクトの設計に携わられたヘルマン・カウフマン氏および竹中工務店の方々の講演を、下記リンクのヴィデオ(日本語字幕付)にて、ご覧になる事ができます。
カウフマン氏の講演部分の日本語訳の字幕内容を、私の方で作成させて頂きました。
パッシブタウン第五期街区は、2025年3月12日に竣工されました。お施主様、設計・施工関係者の皆様にお祝い申し上げます。
YKK不動産社による竣工のプレスリリース:https://www.ykk.com/newsroom/g_news/2025/20250312.html
全国市町村国際文化研究所JIAMが発行する機関誌「国際文化研修」126号(2025年春)に拙著の記事「欧州中部の持続可能なツーリズム~有機農業を軸とした取り組みの例」が掲載されました。
※本視察は終了しました。次回サステイナブル・トレイルは2026年5月に開催予定です。
欧州・ドイツ語圏で既に取り組まれている持続可能な社会づくりへの取り組みを現地で感じ、考える。
日本で実践できるヒントを持ち帰るための視察セミナーです。
視察先は地域創生や次世代を見据えて持続可能な取り組みを行う企業や自治体、建築、有機農家や森林での取り組みなど、分野横断的なプログラムとなっています。
通常では短期滞在ができない、☆☆☆☆ビオホテル「シュヴァーネン」での2泊(朝夕食付き)の宿泊体験も含まれています。シュヴァーネンでの滞在では、ホテル自体の視察だけでなく、オーガニックグルメを2日間堪能していただけます。
【視察概要】
視察期間:2025年5月11日(日)〜17日(土) 現地6泊7日
集合解散:スイス・チューリッヒ空港
最少催行人数:10名
視察料金:430,000円〜495,000円/お一人様、シングルルーム利用(*往復航空券は自己手配をお願いします)
募集締切:2025年2月7日(金)
【ハイライト】
● スイスのエコ・シェア集合住宅地
● スイスのオーガニック(バイオダイナミック)・ZEBワイナリー・レンツの見学と試飲
● スイスのフォレスターによる近自然森づくり
● 農業学校におけるローテク木造建築と職業教育
● オーストリア・ブレゲンツの森地方の山間自治体における脱炭素化、持続可能な村づくり
● オーストリア・ブレゲンツの森地方のビオホテル・シュヴァ―ネン
● ドイツ持続可能賞を受賞した中小企業における総合的な経営の取り組み
● ドイツの市民エネルギー会社による自然共生型ソーラー設備
● 生ごみ・緑のゴミ・家畜の糞尿の堆肥化・バイオガス設備
● 中小企業における100%再エネやカーボンニュートラルなど
【企画・主催】SJSスイス-日本サステナビリティ交流会
【コーディネーター・案内人】滝川薫
主催・気候ネットワーク、SJS スイス-日本サステナビリティ交流会
後援:JIA 環境会議、JIA 関東甲信越支部/ 杉並地域会、Dotネクストプロジェクト
2024年6月28日(金)に開催されたウェビナーを上記からご覧になる事ができます。
第11回SJSウェビナーの舞台は、スイス北部のバーゼル・シュタット準州。人口20万人の経済や産業活動の盛んな、スイス第3の都市です。
1970年代に原発不使用を決めて以来、欧州でも最も先進的なエネルギー政策を打ち出し続け、省エネ・再エネ拡張に取り組んできた州でもあります。既に電力については100%再生可能エネルギーによる供給が行われ、 2022年には住民投票により、2037年に気候中立を達成することが決定されました。
「あと13年でどのように脱オイル・脱ガスを達成するのか?」州の政策を牽引する環境エネルギー局長、マティアス・ナブホルツさんに、現状、戦略や課題について現場の声をお聞きしました。
100%ビオ(オーガニック)の食とCO2を尺度とした資源マネジメントに取り組むビオホテルや、ビオを軸とした持続可能な地域づくりについて紹介した本です。
著者によるビオホテルをテーマとしたオンライン講演会のご依頼もお受けしています。